window.dataLayer = window.dataLayer || []; function gtag(){dataLayer.push(arguments);} gtag('js', new Date()); gtag('config', 'UA-109916841-1'); 話題のアルミカップ、「ルミサス」とは? | 最新情報 |木村容器株式会社

最新情報

話題のアルミカップ、「ルミサス」とは?

東罐興業から新たに登場予定の「ルミサス」。
紙でもなく、プラスチックでもない、【アルミ】を使ったコップです。
大手テーマパークでも使用されるようになり、今後注目のカップです。
どのような特徴があるのか詳しく解説いたします!

水を使わない、エコな製造方法!

DI缶
aTULC缶

なんといっても一番の特徴は製造方法からエコにこだわっていることです。

まず、一般的なアルミ缶(DI缶)の製造方法を簡単に説明します。

コイル状になったアルミの板材から、浅いカップ状にアルミを打ち出します。
深いコップ状へ絞り加工で引き伸ばしながら成形するのですが、その際に加工しやすいように潤滑油が塗布されています。
潤滑油は成形された後にきれいに洗浄します。この際に大量の水を必要とします。
そして、飲料を充填しても錆びないように、内面を塗装します。


一方、ルミサスに用いられているaTULC(エータルク)缶についても右図をご覧ください。
aTULC材は内外面にPETフィルムをラミネートしてあり、ラミネート材が潤滑剤の役割を担うため潤滑油が必要ありません。
潤滑剤(クーラント)を洗浄する水も使わないため、排水処理もいりません。
さらに、製造方法も従来の方法と異なり、「引っ張り絞りしごき加工」を採用しています。
簡単に言うと引っ張りながら伸ばすことで、従来の製造方法より軽量化させています。

つまり、
① 従来のDI缶と違って加工時にクーラント(潤滑・冷却剤)を使用しないため、成形後にクーラントを洗浄する必要がなく廃水処理がいりません。
② 内外面にPETフィルムがラミネートしてあるため内面塗装も不要となり、塗料焼き付けによる二酸化炭素排出量も大幅に削減します。

このように環境負荷を低減した製造方法なのです。

アルミの特性を生かそう!

アルミの特性を生かそう!

冷たいものをより冷たく! アルミの特性といったら、その熱伝導率の高さです。
保冷性に優れ、手に持った瞬間や口に当てた瞬間に冷涼感があります。
例えば、ルミサスを冷やしておいて、
そこにビールを注いだら…キンキンに冷えておいしそう!
炭酸に最適! アルミは泡立ちや泡持ちが良いという点もあります。
紙コップだと表面に凹凸があるため、炭酸が抜けやすくなってしまうのですが、
滑らかなアルミは泡立ち、泡持ちが良いです。
さらに、香りを感じやすいので、まさにビールには最適です!
リサイクルしやすい! アルミは低い温度(約660℃)で溶けるため、リサイクルしやすい素材です。
さらに新たにアルミニウムを精製するより、リサイクルの方がエネルギーの使用量が少なく済みます。



例えば、紙コップとは違い、結露により強度が落ちる心配がありません。
さらにプラコップとは異なり、リサイクル可能な素材なので廃棄する際にも環境負荷を低減し、SDGsに貢献できる容器です。

紙コップやプラコップとは一味違うオリジナル性!

ルミサス

ルミサスは印刷もできます。

全面印刷はできませんが、中央部分には印刷が可能です。
なので、ロゴなどを印刷してオリジナルカップを製作すればイベントに最適です。

スタジアムでの採用実績もあります。

スタジアムや音楽フェス、オクトーバーフェス、その他スポーツイベントなどでも、
紙コップでもプラコップでもない、アルミコップで特別感を演出してみてはいかがでしょうか。

まとめ

今までイベント等で紙コップ、プラコップなどを使用されていたとしたら、これをリサイクルしやすいアルミ素材の「ルミサス」に変更することはSDGsへの取り組みとして有効です。

SDGs目標12 2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。


今までにない、アルミカップの「ルミサス」。
イベントにも最適で、環境配慮の取り組みとしても、今後様々なところで活躍しそうです。
ぜひ検討されてみてはいかがでしょうか。

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