window.dataLayer = window.dataLayer || []; function gtag(){dataLayer.push(arguments);} gtag('js', new Date()); gtag('config', 'UA-109916841-1'); キッチンカーの今後とキッチンカー人気に乗り遅れないコツ | 食品包装容器 |木村容器株式会社

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キッチンカーの今後とキッチンカー人気に乗り遅れないコツ

キッチンカーの今後とキッチンカー人気に乗り遅れないコツ

数年前に、一流シェフがフードトラックで腕を振るう「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」という映画が上映されていました。
アメリカを舞台にしたこの映画でフードトラックが提供していたのは「キューバサンド」というサンドウィッチですが、他にもおいしそうな料理が次々に登場し、ただ漠然と「日本ではまだまだこのような業務形態は少ないような・・・」と思ったのを覚えています。

しかしここ数年日本でもフードトラックを見かける機会が多くなりました。
アメリカではフードトラックですが、この日本では「キッチンカー」と呼ばれていて、和食、イタリアン、タイ料理、メキシコ料理など、料理人が作った本格的な味を楽しめるキッチンカーは、オフィスのランチ営業で行列を作っています。

この記事では、日本でも一般的になってきたキッチンカーの今後や、キッチンカーブームに乗り遅れないためにできることについて特集してみたいと思います。

キッチンカーの現状

多国籍料理 ランチ

キッチンカーとは、「食品の調理設備を備えた」移動販売車のことで、近年その数はゆっくりと右肩上がりに増え続けています。
これを読んでいる人の中にも、イベントや音楽フェス、オフィス街でキッチンカーを見かけたことのある人が多いと思います。

このような出来立てのおいしいランチを待たずに買えるキッチンカーは、オフィス街で人気があります。
「ランチ難民」という言葉があるほど、オフィス街では働く人の数に比べて飲食店の数が限られているからです。
こうした人気を追い風に、本格的な多国籍料理や健康志向の弁当など、キッチンカーの数も種類も増えているのが現状です。

しかも低資金で開業でき、場所を変えて営業できるキッチンカーは今の時代始めやすい小売りの形といえます。

すでに飲食店を営業している店舗の中にも、客の回転率のよいキッチンカーでランチ営業を始める店が出てきました。
キッチンカーは存在感があってお店の宣伝になるので、一度食べておいしい!と覚えてもらえればディナーの集客につながり一石二鳥というわけです。

先ほど考えたように、この日本ではキッチンカーという名称は最近のものです。
しかしこれに類するもの、たとえば「屋台ラーメン」「屋台××」などというものは昔からありました。
遡れば軽く江戸時代までは行ってしまいます。

つまりキッチンカーという名称事態はあたらしいかもしれませんが、屋台の延長という観点からいうと日本には古くからあり、決して悪い印象をもっていないということも分かります。

つまりそう考えるとこのキッチンカーの人気というものは今後も継続すると思われるのです。

ではこのように現代のニーズに応えるキッチンカーは、今後どのように発展していくのでしょうか。

キッチンカーの今後

キッチンカーのようなテイクアウトは現代では「中食(なかしょく)」と呼ばれる分野に入ります。
ニュースや新聞などで聞いたことがあるのではないでしょうか。
つい最近までのデフレの影響があるのか、外食が減り、この中食の市場規模は年々大きくなっているのが現状です。

そこでコンビニやスーパーではイートインスペースを増やしたり、飲食店も新たにテイクアウトメニューを始めるなど、中食に力をいれているのが現状です。

そのような状況なのでキッチンカーが売上を伸ばしていくには、ほかの中食との差別化が重要であるといえます。
ではどこで差別化できるでしょうか。


まず、このお店はこれが最高!というクオリティの高い料理を追求して、お客様の印象に残る専門店になることです。そうすればお客様は、レベルの高い飲食店の味をお手頃な価格で食べられるので、コンビニより少し値段が高くてもキッチンカーに来てくれます。

それから、キッチンカーならではの「目の前で作っているライブ感」を感じてもらうことです。
立ち上る湯気や食材が焼ける音、おいしそうな匂いはキッチンカーの魅力の一つです。
その魅力を感じてもらえるように客の目の前で料理を仕上げたり、食材について一言コメントをそえるなど工夫してみましょう。
お客様の満足度が上がって、リピーターを獲得することにつながります。
売れているお店はリピーターが多いのです。

キッチンカーが増えた今、料理がおいしいのは当たり前の時代になっています。
そこにプラスアルファの魅力がなければ、お客さんは次も買いたい!とは思わないかもしれません。
キッチンカーのほかの中食と差別化していくことが今後もキッチンカーが繁盛する上でのポイントといえます。

ではこれからキッチンカーを始めたい人は、どんな点に気を配って始めればいいのでしょうか。

キッチンカーブームに乗り遅れないコツ

・開店の準備を早く、無駄なく

キッチンカーを始める!と決めてから実際に開店するまでには、いろいろな準備や手続きが必要になります。
「時は金なり」ですから、後から後悔しないように無駄なくお金と時間を使いたいですよね。
準備のなかでも車両はかなり大きな買い物になるので、慎重に選ぶ必要があります。
キッチンカーはすべて一緒!と考えない方が良いかと思います。
決して値段だけで選んではいけません。

使い勝手なども考えてさまざまなものを選ぶというのがおススメです。

Social media 人気

・知名度を上げる

おいしいことが基本条件ですが、魅せ方にこだわったおしゃれなキッチンカーは自然とお客さんが集まってきて、次はSNSでみなさんが勝手に拡散してくれます。

ですからキッチンカーの外装は勿論!
予算さえ許せば売り出したい商品だけでもパッケージに凝ると、それだけでもお客さまが買う動機づけになることもあります。

またSNSの力は大きいので、こちらからも集客につながるようなSNSを発信して、知名度をあげていく必要があります。
とくに最近ではインスタ映えという言葉を気にされる方は数多くいます。

ですからビジュアル重視のお客さまはインスタで獲得!
情報重視のお客さまはTwitter(ツイッター)で!
両方のSNSで足りない情報の補填はWEBサイト!
というように役割分担をすればSNSでの集客~ファンづくりなどもできます。

また、たくさんの人が集まるイベントや音楽フェスは知名度を上げる絶好の機会です。
WEBサイトやSNSの他、出店場所の仲介サイトを活用して場所を確保するのも方法の一つです。
出店場所の情報は同業者から教えてもらえることが多いので、積極的にキッチンカー仲間を作ってコミュニケーションをとるようにしましょう。

まとめ -キッチンカーの今後とキッチンカー人気に乗り遅れないコツ-

外食から中食への変化が加速する中、キッチンカーの需要はこれからも増えていくと考えられます。
ここに取り上げたこと以外にも、売上を伸ばしていくためにできることはたくさんあります。
そうした努力を続けていくことが、売れるキッチンカーの秘訣と言えるでしょう。

いかがでしょうか。
キッチンカー市場はこれからも伸びますが、多くの人が入ってくると飽和状態にもなります。
そのときにモノをいうのがどれだけ早く参入したか。
そしてそのときに、どれだけ地味にファンづくりをしたか。
どれだけ実直に美味しいものを安く、そして素早く提供できたか・・・
などがモノをいってきます。

ぜひ工夫などしてください。

木村容器のパッケージコンシェルジュはそんなキッチンカーの情報やマーケティングなどのアドバイスもできます。
ぜひ包装資材だけでなく、ご相談ください。

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