window.dataLayer = window.dataLayer || []; function gtag(){dataLayer.push(arguments);} gtag('js', new Date()); gtag('config', 'UA-109916841-1'); 日本の食品包装容器について | お役立ち情報 |木村容器株式会社

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日本の食品包装容器について

日本の食品包装容器について

日本の包装容器の歴史とその遷移

オリンピック招致活動で広く注目されることになったものの1つに、「おもてなしの心」という日本独特の文化があります。
そのおもてなし精神が、なんと日本の食品包装容器にも息づいているのです。
今回のトピックでは日本の食品包装容器の素晴らしさを改めて考えていきたいと思います。

日本における食品包装の歴史は第二次世界大戦後、日本でも食料が安定的に供給され、栄養状態の改善が見られた時期に始まりますが、そもそも食品を保存する上での食品容器の歴史は太古にまで遡り、石器や木材、木の葉、動物の皮などから始まり、やがて土器や樽などに進化していきました。
食品包装容器の歴史についてご興味のある方はコンテンツ:食品包装容器の歴史をご覧ください。

日本の古典文学であり、新元号「令和」の出典ともなった「万葉集」にも、旅先の食事の容器として「椎の葉」を使用したという記録が残されています。
そのことを考えると、やはり食品用包装容器は人類の発展とともにあったということができます

日本の包装容器の特殊性

包む 文化 包装容器 日本 おもてなし

皆さんもうすうすはお気づきかと思いますが、日本の包装容器は世界に比べ少し特殊であると言われています。

それは日本に古来よりある「包む」という文化にあると言われており、それは遡ること奈良時代の聖武天皇の時代にはすでにあったと言われています。

また日本の包装=「包む」という言葉には、「贈る」、「届ける」、「仕舞う」、「隠す」などという言葉も関係しており、日本人の繊細さとおもてなしの心、そして気配りによって、包装=「包む」というもの自体が意味を持つようになり、それがより一層包装=「包む」ということを複雑にさせています。

一つの例を考えてみましょう。

包装=「包む」文化の外国との比較

例えば、包装紙というものを外国と比較してみたいと思います。

日本では先ほど考えたように、日本人の気質、繊細さとおもてなしの心、そして気配りなどによって包装紙や包み方の細部にまでこだわります。
ですから日本から外国人にお土産を渡すと、その完璧なまでのラッピングも褒められることが多いと言えます。


なぜならば日本では包装紙やリボンのついたラッピングまで含めて「包装」「贈り物」「おもてなしの心」であり、受ける側もそれが分かっているので、全ての人が行うわけではありませんが、贈り物を貰った時に包装紙についているセロハンテープをキレイに剥がして、プレゼントを開けます。

しかし海外ではプレゼントを貰った時、「早く開けたい!」という気持ちを伝えるかの如く、その場で包装紙をビリビリと破くことが多く、それを周りはあまり気にしません。
そのため日本のようにほとんどの購入店舗にてギフト用ラッピングを用意しているわけではなく、例えばクリスマスプレゼントを買った時に自分でラッピングする人も少なくありません。

このような包装に関する意識の違いは、他のことにも表れます。


日本のデパートなどでお土産を買い、その土産を他の人にあげると言うと、小分け用の袋を余分にもらえる場合があります。
それはお土産物屋さんでも同様のことをしてくれます。
しかし外国などの高級デパートなどで同じ話をしても、全部一緒に袋にポン!です。
日本と同じサービスを要求するものなら、店員に嫌な顔をされます。


これらのことからも、日本人の繊細さとおもてなしの心、そして気配りによって日本は独自の「包む」文化を持っていると言っても過言ではありません。
(詳しくは日本の文化「包む」 紙袋の歴史もご参照ください)

日本の包む文化とおもてなし

おもてなし 日本 文化

日本人の繊細さとおもてなしの心、そして気配りを元にした日本の“包む”という文化はその利便性と美しさから世界中から注目されています。
このように日本の伝統的なパッケージには日本の歴史が息づいており、先人の知恵と自然の資源を使用しながら作られた作品の数々はただものを包むだけでなく、冠婚葬祭に使用されるものや、神へ献上する際にも使用されていました。

現代でも馴染み深いぽち袋や風呂敷も日本特有のアイテムです。
これらは大変歴史のあるもので、その歴史を辿ると奈良時代にまで遡ることができます。
例えば奈良時代に布が流通するやいなや、日本人は布を包むものとして使ってきました。
そのような布は正倉院蔵の宝を包む際にも使われており、その形は現在のものとあまり変化がなく四角でほぼ同じ形をしています。
そのような包装に、徐々に染色の技術が加わり美しい布へ、包装の技術が加わり包みの方式が増えていった、ということです。

このように日本独自の文化である「包む」という文化は、世界と違い、日本人のメンタリティーに合う、独自の発展をしていったのです。

木村容器のパッケージコンシェルジュとは

木村容器 パッケージコンシェルジュ
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木村容器の社員ひとりひとりは、お客さまの思いに寄り添う「パッケージ コンシェルジュ」を目指しております。

木村容器の目指す「パッケージ コンシェルジュ」とは、お客さまの思いを汲み取り、その思い一つ一つにきちんと答えながらワンランク上のご提案をし、お客さまに感動と満足を提供していく営業マンのことです。

まさに日本古来からの「おもてなし」の精神を生かした営業マンです。

そのような「パッケージ コンシェルジュ」は商品に関する専門的な知識以上に内面的な豊かさを備え、それをお客様に感じてとっていただくことが重要であると考えています。

もし何かお困りのことがありましたら、何でも構いません。
何なりと木村容器のパッケージコンシェルジュまでご相談ください。
心を込めてご相談にのらせていただきます。

ぜひ一度、木村容器の「パッケージ コンシェルジュ」にご相談ください。

木村容器が目指す「パッケージコンシェルジュ」の詳細については当社コンテンツ:パッケージコンシェルジュをご覧になってください。

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