最新情報

プラスチックコップの始まりとは?!|もっとプラコップを使おう!

プラスチックコップの始まりとは?!|もっとプラコップを使おう!

プラスチックコップとは

プラスチック食品容器はセルフサービスの小売業、いわゆるスーパーマーケットと共に成長してきました。
そのプラスチック食品容器の元であるプラスチック材料は,軽量であること,種々の形態に加工可能であることをはじめ,多くの長所を持っているため,包装材料としての使用量が急増していったのです。
その中の主要な食品容器の一つがプラスチックコップです。
今回はそのプラスチックコップに関して書いていきたいと思います。

プラスチックコップの始まり

プラスチック

私たちが「プラスチック」と呼んでいる有機合成ポリマーは1900年代の始めに発明されましたが、食品用容器として本格的に使用されるのは、1950 年代に入ってからです。

プラスチックの特徴は、近代包装容器 プラスチックの始まり又は近代包装容器 プラスチックとはに書かれていますのでご興味のある方はご覧になってください。

このように丈夫で,軽く、ある程度の耐熱性があり、熱を加えて形を自由に変えられるプラスチックは、大変便利でコストも安いことから、急速にわたしたちの生活に欠かせない存在になっていました。

しかし便利な反面、最初のプラスチック容器は、透明度に少し問題を抱えていました。
そのような透明度の問題を払拭するために開発されたのが、今では私たちの生活に最も深く関わるようになっているPET樹脂です。
そのPET樹脂が最初はイギリスで、その後アメリカで開発され、本格的に工場生産が開始されたのは1967年アメリカでのことです。日本では1977年にキッコーマンの醤油の容器で使用され、その後飲料用カップとして1982年から使用が始められ、その一年後1983年よりコカ・コーラ社の飲料で使用されることになり、透明度の高いPET樹脂のプラスチックコップが一挙に普及し始めました。

特にスーパーやコンビニエンスストアなど小売業の成長とともに、必要に応じてプラスチックの食品容器も発展していき、今ではスーパーなどの「中食ニーズ」やコンビニやカフェなどを中心に様々な用途でプラスチックカップを使用することが多くなっています。

その後、PET樹脂の透明度をさらに高めたA-PETという樹脂も開発され、現在はPET樹脂で作られたものを「プラスチックコップ、PETコップ、プラコップ」、A-PET樹脂で作られたプラスチックコップを「クリアーカップ」と区別して明記するメーカも出てきています。
余談になりますが、今(2018年春)このプラスチックの原料が値上げになっています。

クリアカップとは何ですか?

クリアーカップ アイスコーヒー コールドドリンク スムージー

プラスチックのコップの中でも、薄手で透明性の高いカップをクリアカップといいます。

つまり従来のプラスチックのコップと同じですが、それと差別化するために透明度が高いプラスチックコップをクリアカップと読んでいるのです。

クリアカップはその透明性により、各種飲料をはじめ中に入るものを美しく演出します。

その他、コップで使われているプラスチックの素材には、ポリエチレン(PE)やポリスチレン(PS)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)などがあります。

その中でもPETやA-PETのコップは透明性が高く、またある程度の硬度があるので非常に人気があります。

クリアカップに入れる物

クリアカップは、透明度が高く中に入れたものを美しく見せるので、アイスコーヒーなどのコールド飲料だけではなく、かき氷やスムージー、フレッシュジュースなど様々な容器に使われています。

また、カットフルーツやコンビニのデザートなど、飲料以外にもたくさん使われています。

このように、クリアカップは目で見てきれいで、冷たい感触を楽しめるすぐれた食品容器なのです。

プラスチックコップの長所と短所

最後にプラスチックコップの長所と短所を紹介したいと思います。

長所 熱を加えて用途にあった形に加工できる
軽くて割れにくい
使い捨てなので衛生的である。
着色性に優れているので、様々なデザインのカップができる。
安価で大量に生産できる
短所 熱に弱い
素材によっては強度が弱く、柔らかく持った時にへこんだりするものもある
静電気が起きやすいのでほこりが付きやすい
リサイクル ペットボトル プラスチック

リサイクル大国 日本!?

このようにプラスティックは使いやすく安価なため、数多くの場面で使われています。
しかしその一方、プラスティックのゴミが問題となり、プラスティック商品を使うことを規制しようという動きは世界で広がってきています。
日本ではプラスティックのゴミ問題はどうなっているのでしょうか?

まずはペットボトルという分野で調べてみると、ペットボトルの回収率は年々上昇傾向にあり、2012年度における回収率は、90.4%に上りました。そのうち、62%が国内においてリサイクルに回され、その他は輸出されています。
リサイクルに回されたものの再資源化率は概ね80%であり、海外輸出分の再資源化量を推計し合計すると、リサイクル率は、85%程度と考えることができます。
いずれにしても非常に高いリサイクル率であると言えます。

確かに私たちの周りにも市区町村の建築物の中やスーパーにペットボトルの回収場所があるのをよく目にします。
この数字は責任感が強くモラルの高い日本人気質の成せるわざであると考えることもできます。

その一方。
このようにペットボトルの回収率は年々上がってきていますが、リサイクル全体という観点でいうと日本はまだまだ改善の余地があるようです。
この日本がリサイクル後進国であることを示すデータが「世界の中の日本ランキング-環境・観光」に分かりやすく掲載されています。これはOECD(経済協力開発機構)が提供している統計データからデータを抽出して計算されたものでしょう。
これを見ると日本のリサイクルの現状が良く理解できるのですが、日本はアルミ缶やペットボトルのリサイクル率が極めて高く、分別もかなり厳密に行われているが、これは単に「一部のリサイクルしやすいゴミを徹底的にリサイクルしているから」であって、ゴミ全体のリサイクルという点で見れば殆どリサイクルされていないという事になります。

では日本はどのように生じるプラスティックのごみを処理しているのでしょうか。
そんな疑問が生じます。
それは「焼却」です。この焼却率の高さがリサイクル率の低下に拍車をかけているのですが、これは日本独自の事情、つまり国土の狭さや人口の集中、そして高い焼却技術という理由があります。

このことから、私たちはプラスティックを焼却するのが良いのか、それともリサイクルした方が良いのか・・・
何が日本人にとって良いのか分かりませんが、何よりもプラスティックのゴミが生じたらちゃんと捨てるという事を心掛けた方が良いことは分かります。

この記事をシェアする

Facebookでシェア! Twitterでシェア! HATENAブックマーク メールで送る