window.dataLayer = window.dataLayer || []; function gtag(){dataLayer.push(arguments);} gtag('js', new Date()); gtag('config', 'UA-109916841-1'); リッド(蓋)とはなんですか|各種コップ備品  | お役立ち情報 |木村容器株式会社

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リッド(蓋)とはなんですか|各種コップ備品 

リッド(蓋)とはなんですか|各種コップ備品 

紙コップやプラスチックコップのリッド(蓋)の紹介

やっと過ごしやすくなってきましたが、今年の夏は本当に暑かったですね。
考えてみると、毎年毎年「異常気象だ!」と言われているように思えます。

このように最近だと「夏と冬しかない」と言う声が聞かれるように、季節が急に変化するようになりました。
そのことを実感するのが、自動販売機のラインナップとコンビニのアンマン肉まんの保温機なのかもしれません。
このように夏の暑さが一段落すると、テイクアウトするドリンクもいつからかアイスコーヒーからホットコーヒーへと変わっています。
そしてレジ前にアンマン肉まんの保温機が置かれるようになるのです。

すると不思議なことにホットコーヒーを買いたくなります。
そしてほっと一息ついてコーヒーの香りを楽しむと、あー秋だなあ、と季節を感じたりするものです。

さて、今回はマック(関西ではマクド)やスタバなどでホットコーヒーを注文するとついてくる、あの「リッド(フタ)」について特集してみました。
ご興味のある方はお読みください。

リッド フタ コーヒーカップ

正式名称があるの!?

このフタには、「リッド」という名前がついています。
リッドとは蓋という意味です。
なんだか当たり前の名前ですね。
Google翻訳で「蓋(フタ)」と入れると、右側にGoogle先生が力強く英語で答えます。「LID(リッド)」

リッド、リッドとは言いますが、
リッドの正式名称はあまり知られていないのではないでしょうか、
それは「トラベラーズ・リッド」といいます。

つまりリッドの起こりはトラベラー、つまり持ち歩くためのフタだったのです。

このようにテイクアウトの熱い飲料がこぼれて持ち歩く人が火傷をしないよう、リッドを付けるようになったのは4~50年前のことです。

今ではいろいろなリッドがありますが、飲み口として細い長い穴が開いているだけのタイプと、飲み口を開け閉めできるタイプのものがあります。

しかしコーヒーを飲んだ時に、このリッドが邪魔して全部飲み干すのが大変だったり、
暑いので飲む量を調節するのが大変だったり、思った通りに中身が出てこなかったりして、
「なんだ!このフタ(リッド)は!」と思ったことはないでしょうか?!

時にはこのように面倒臭がられる「リッド」なのですが、何のためについているのでしょうか、どうやって飲むのが正解なのでしょうか。
調べてみました。

リッドがある意味

リッド テイクアウト

左の写真の女の子も、コーヒーを持ち歩いています。
冬の時期は散歩しながらのコーヒーも良いですよね?!
それは綱渡りをしているのと同じ状態かもしれません。
そろりそろりと歩くので、飲み物の味もへったくれもありません。
写真の女の子も、スマホで写真撮っているすきに、コーヒーが前にこぼれているかもしれません。

でもリッド(フタ)があるとどうでしょ
このように先ほども考えましたが、「トラベラーズ・リッド」という名前の通り、
リッド(フタ)が付いている一番の理由は「熱い飲料がこぼれるのを防ぐ」ためです。

もしフタがなかったら、揺れないように気を付けながらそろそろと歩くしかないですよね。
う、そんな心配はありません。
ちょっと揺れても全然こぼれないのです。
だれかに間違って熱いコーヒーをかけてしまうこともありません。

これは大変優れものです。
そのおかげで、自分のデスクまで持って帰ったり、ドライブのお供にすることもできるようになったのです。

・もう一つの理由は、冷めにくいということです。
フタがないとコップの中の液体が空気に触れる面積が多くなり、あっという間に冷めてしまいます。
しかしリッド(フタ)があれば温かさが長持ちして、最後まで温かく飲むことができます。
嬉しいですよね。
ぬるくなった飲み物ほど買って後悔するものは無いかもしれません・・・

・最後に、これは私も最近知ったことですが、ラテやカプチーノなど、エスプレッソの上にクリームが載っているタイプのドリンクは、この飲み口付きのリッド(フタ)のおかげでおいしく飲めるということです。
つまりリッド(フタ)によって中の飲料の調整という役割を行っているという訳です。

ブラボー!
考えてみてください!
リッド(フタ)がないと液体の部分だけが先に出てきてしまい、クリームは残ってしまいます。

「おまえは何のためのためのクリームか!ただのお飾りか!」とクリームをののしりたくなる気持ちになります。
そんなことをするとクリームも落ち込みます・・・関係も悪くなってしまうかもしれません。
百害あって一利なしです。

しかしリッド(フタ)の飲み口から飲むと、クリームとエスプレッソがちょうどよいバランスで出てきて本来のおいしさを味わうことができるのです。

そう考えると少し面倒に思えるこのリッド(フタ)にも多くの役割があり、わたしたちのとっても役立っているということになりますね!
少し見直したのではないでしょうか?!

どうやって飲むのが正解なの?

なぜ? はてな?

しかしリッド(フタ)があると良い理由は分かったけど、フタをしたまま飲むと熱い飲み物がいつ口に触れるかタイミングが分からなくて怖い、という意見も聞こえてきます。
口を付けて飲んだとたんに熱い液体が出てきて火傷をしないだろうか・・・・
そう思う人もいます。

そのような心配がある場合は少し冷ましてから飲むとよいでしょう。
または安全なところまで運んだら、リッド(フタ)を外して落ち着いて飲むこともできます。
こうしなくてはいけない、という決まりはないので自由に飲むことができます。
あなたは自由なのです!!

でも、ラテやカプチーノはせっかくなのでおいしく飲むために、少し冷めるのを待ってリッド(フタ)の飲み口から味わいたいですね。

そのように飲む内容物によって飲み方を変えるのも良いですね!

工夫されているリッドの形

不器用なわたしは、ホットコーヒーにミルクを入れるために外したリッド(フタ)を戻す時にうまくいかず、手間取ってしまうことがあります。
もし持ち歩いている最中にリッド(フタ)が外れたり、逆になかなか開けられずに勢い余ってこぼしたりしたら危険ですよね。

現にアメリカでは、このリッド(フタ)を開けようとしたときにコーヒーをこぼしたことから訴訟に発展した「マクドナルド・コーヒー事件」も起きています。

この事件をきっかけに、より開けやすく安全なリッド(フタ)の開発が進んできました。

一例として、大抵リッド(フタ)は紙コップに被さる部分と、ドーム型に高くなっている部分の二段階になっています。
この二段の境目に凹みを付けることで、リッドは以前より外しやすくなっています。
このドームはラテなどの上にのったクリームがつぶれないためにも役立っています。

飲み終わったら捨ててしまうリッド(フタ)ですが、このように様々な工夫が詰まった優れものなのです。

今度ホットコーヒーをテイクアウトしたら、どんなリッド(フタ)が使われているか是非観察してみてください。

木村容器も様々な形のリッド(フタ)を扱っています。
ぜひ皆様にとって一番良いリッド(フタ)をお選びください!

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