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タピオカブーム! あのタピオカが不足する!?価格高騰も?!

タピオカブーム! あのタピオカが不足する!?価格高騰も?!

タピオカが足りないと困る?

今街を歩くと目に付くのが、次々にオープンするタピオカドリンクのお店と、タピオカドリンクを片手に歩く若者たちです。
わたしたち木村容器にもタピオカに関するお問い合わせが殺到しています。
タピオカもタピオカ用ストローも無くなってきており、本当にブームなんだと感じます。

このようになんとなく若者の食べ物、として認識されているタピオカですが、普段昔から私たちが食べている食品にもタピオカが含まれていることはご存知だったでしょうか?!

知らなかった!日本人が昔から食べてるタピオカ

タピオカというと最近日本に入ってきた食べ物だと思っている若者たちはいます。
そんな若者たちは長くても10年・・・・それまでは台湾食だったなんて思っています。

しかしそんなことはないんです。
実はタピオカは古くから日本で使われており、タピオカは安くて良質の加工でんぷんとして日本で古くから用いられてきた食品なんです。

そのタピオカの記録を遡ること明治6年(1873年)。
杉田玄白のひ孫であり、勝海舟の主治医であった杉田玄端が翻訳した「幼童手引草」という書の中に「タピオカとは何物なりや」という項目が出てきます。

そして昭和2年(1927年)には、大蔵省が「でん粉業保護」目的で、タピオカ粉の税率を引き上げています。
これは国産のでんぷんを保護する目的で税率を上げている訳ですから、その時点でタピオカがかなり使われていたということですよね。

このように今から140年以上前からタピオカは日本に輸入されていて、広く使われていた食物だったのです。

では、タピオカは日本人の食にどのように利用されてきたのでしょうか?

実は食卓の必需品!?タピオカでん粉

タピオカでん粉入うどん

飲んだことがある方は思い起こしてください。
タピオカと言えば、あのツルツル、もちもちとした食感が最高ですね。
タピオカを噛むと感じるモチモチ感が癖になるという人もいるほどです。

ではそのような食感を大事にしている食品と言えば・・・そう、うどんです!
なんと、冷凍うどんとタピオカは切っても切れない関係があるんです!

なぜならば小麦粉由来のでん粉を入れたうどんは、一旦茹でてから低温保存してしまうと、冷凍したうどんは途端にぼそぼそとした食感になってしまいます。
あののど越し爽やかなうどんのコシがたまらないのですが、それがボソボソしてしまうなんて・・・ゲンナリですね。

しかし安心してください。
履いてますよ!!(古い!)
ではなくて、タピオカでん粉由来の酢酸デンプンは「耐老化性でん粉」と呼ばれ、茹でて冷凍しても食感が変わらないのです。
つまり冷凍しても、うどんののど越し爽やかな食感を維持しつつ、保存できるんです。
凄いですよね~~タピオカ様様です。

みんなが大好きなツルツルとコシのある冷凍うどんは、タピオカでん粉のおかげ言っても過言ではないのです。

このようにタピオカが使われているのはうどんだけではありません。
同じような用途のものにもタピオカは昔から使われています。
たとえば、ラーメン、パスタ、蕎麦など多くのチルド麺にもタピオカ由来の加工デンプンが使われています。
また粘度の高いジャム、カスタードクリーム、お団子のたれなどにもタピオカは使用されているんです。

このようにタピオカは、今流行りのタピオカドリンクを飲まない人たちにとっても身近な存在であることが分かります。

では、タピオカのニーズが急速に需要が拡大している中、供給は追いついていくのでしょうか?
これっ。タピオカファンとしては心配なところですよね。

タピオカ生産している国

このように日本では、昔からタピオカドリンクだけではなく様々な食品にタピオカは使われてきました。
案外タピオカと日本は古い歴史とつながりがありましたね。

ではそれら食物にはタピオカの加工デンプンが利用されていますが、このタピオカはどこで生産され輸入しているのでしょうか?

タピオカの原材料とは

前のコンテンツでも記載していますが、タピオカの原材料はキャッサバです。

キャッサバは、東南アジア、アフリカ、ブラジルなどの熱帯で栽培される作物で、塊根(イモ)部分から採ったでん粉を加熱して粉にするとタピオカ粉になります。
キャッサバのイモには、人の体内でシアン化合物に変化する有毒成分が含まれるため、日本では生の状態での輸入が禁じられています。

※タピオカに関する詳細な情報は下記コンテンツをご覧ください。
#タピ活 って知ってる?! 明らかになったタピオカの歴史
今大ブームのタピオカ! 知ったら衝撃!その正体とは!?

タピオカ最大の輸出国-タイ

タイ

タイはタピオカ製品の世界最大の輸出国です。
2018年にタピオカは世界で2100万トンが輸出されましたが、そのうちタイはおよそ1100万トン。
タピオカを輸出しています。その数字は実にタピオカの世界シェアのおよそ50%を占めているのです。

東南アジアのその他土地、たとえばカンボジア、ラオス、ベトナムとタピオカ輸出量を合わせると、なんとタピオカ世界市場の80%を占有してしまうほどです。
凄い数字ですよね。

しかしそんなタイのタピオカですが、タイの対外貿易省は、タピオカの需要増加のため、価格が高騰する可能性が高いと予測しているようです。
これはこれは嫌な統計数字が出てきました。

昔から日本でもタピオカがドリンク以外の使い方がされているように、世界でも同様にタピオカをドリンク以外の活用の方法が増えているんです。
たとえば、タピオカイモを生のまま輸入してバイオエタノールの製造をしたり、チップに加工して家畜飼料にしたりと、キャッサバを求める各国のニーズは多種多様なのです。

このようにタピオカの需要増加に加え、別の憂慮すべき点もあります。
タイの農家も、日本と同じ問題を抱えているのです。
それは経済の成長とグローバル化により若年層が都市部に出るため、農村地域の一部で高齢化と労働力不足が目立つようになってきているのです。
そのためタピオカの需要の高まりに反してタピオカの生産が追いつかず、タピオカの価格高騰は避けられないとの予想を出しているんです。

そんな中、日本の農機具メーカーであるクボタは、タイでキャッサバ専用の農機を開発し、労働力が不足している農業の機械化に取り組んでいます。
キャッサバはタイの経済発展のためにも重要な作物ですし、何といっても私たちが大好きなタピオカの原料なので、今後安定した供給ができるのか気になりますね。
ガンバレ!クボタ!

タピオカドリンク発祥の地ー台湾

タピオカドリンク

タピオカを大量消費している台湾では、以前は島の南部でキャッサバが生産されていましたが、昨今はタイやマレーシアから安価なタピオカの輸入が可能になったため、台湾におけるキャッサバの生産は減少傾向にあります。

タピオカドリンクに欠かせない、おなじみのツブツブのタピオカの素であるタピオカでん粉の生産も、タイやマレーシアの工場に委託されていて、台湾での生産量は非常に限定的です。

実は日本においては2018年、タイを抜いて台湾がタピオカの輸入国ナンバー1になりました。

これは日本において解凍して即使える冷凍タピオカの取扱いが増加したことや、タピオカドリンクの販売店用の需要が増加したことが要因と考えられます。
しかしこのタピオカも現在あまりにもお店など需要が増えすぎたため不足しているようなんです。
この日本でもタピオカの不足は顕著となっていますが、タピオカドリンクのメインどころでもある台湾でも同様だそうです。

それで開発されたのが真珠と呼ばれている簡単にいうと通称白玉です。
このように台湾では現在タピオカが品薄状態になっており、その結果タピオカの代替えとして白玉を利用しているお店が多々あります。
台湾ではそれを白玉といわず、「真珠」と呼んでいるいます。
その気持ちわかりますよね。
タピオカドリンクではなく、白玉ドリンクって言ったら、なんだか和風になっちゃいますよね。

でも意外なことに、この真珠。
イヤ。白玉ドリンクは色や味が付きやすく、食感もタピオカに似ているのだとか。
人によってはタピオカよりも美味しいと言っています。

多分この日本にも「真珠」が上陸する日が間もなくやってくるのでしょうか。
もう上陸していたりして・・・・

いつのまにか「タピオカドリンク」ではなく「タピオカ風ドリンク」になっていたら、もしや・・・と思って原材料を見てみましょう。

タピオカが足りなくなる!?ーまとめ

タピオカは一過性のブームにのった食料品ではありませんでした。

タピオカは、古くから日本人の食卓に溶け込んでいて、タピオカは日本人にとってなくてはならないものになっています。
しかし最近のブームに対してタピオカの原料の供給が追いついていない現状では、将来タピオカ価格の高騰が予想されます。

この日本では、おいしくて安全なタピオカをいかに手に入れるか、タピオカドリンクのお店を営んでいる方はしばらく頭を悩ませそうですね。
安定した供給ルートを見つけられるか、はたまた「白玉」で代用することになるのか、今後が気になります。

木村容器ではタピオカ店に必要な様ざまな容器や包装資材を格安で販売しています。
また今後のお店の方向性にお悩みのお客さまのご相談にものれる、パッケージコンシェルジュもいます。

タピオカに関する裏情報にも精通していますよ!
気になった方は是非気軽に問合せしてみてください。

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