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コロナ禍で不足!使い捨てグローブの特徴を解説|ポリエチレン手袋編

コロナ禍で不足!使い捨てグローブの特徴を解説|ポリエチレン手袋編

新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、食料品を買うにも不安なことがいくつもある。

たとえば米国では、スーパーなどでゴム手袋や食器洗い用手袋、冬に使う普通の手袋などをして買い物をしている人の姿が目立つそうです。

わたしたちもスーパーでコンビニで、さまざまなところで手袋をしている人を見ます。

このコンテンツでは、ポリエチレン手袋の性質や、それが適する作業内容について解説したいと思います。

使い捨て手袋の今

使い捨て手袋は、作業者の手を洗剤や薬剤から保護したり、衛生的に食品の加工や盛り付け作業をしたりするための手袋です。
ディスポーザブル手袋とも呼ばれており、その「使い捨て」という性質上、とても薄くできています。

現在よく使われている業務用使い捨て手袋には、ポリエチレン手袋、プラスチック手袋、ビニール手袋、ラテックス手袋、ニトリル手袋などがあります。

とはいえ、それぞれがどのように違うのだろうか、とお感じになる方もいらっしゃるかも知れません。

しかしその使い捨て手袋全体で利用者、メーカーの悲鳴が上がっています。
「以前は注文すればすぐ届いたのに、昨年5月くらいから1~3カ月待ちになった」
こんな声が日本全国で続出しているのです。
なぜなのでしょうか

使い捨て手袋の需要の拡大

コロナ禍で、医療や介護など、以前から需要があった業界での需要がさらに高まっています。
そして、スーパーマーケットのレジや美容関係の接客など、コロナ禍以前には需要がなかった業種での需要も高まっています。

その他日常生活においても、電車のつり革、スーパーの買い物かご、ATMなどに直接触れるのを避けるため、外出の際に使い捨て手袋を使用する人が増えているようです。

たしかに新型コロナは、接触感染と飛沫感染で感染すると言われているため、手をウイルスから守ることは重要です。
ですからここ最近、SNSでは使い捨て手袋の外出時の着用が注目されているのです。

使い捨て手袋の種類

使い捨て手袋にはどのような素材が使用されているのでしょうか。代表的なものをご紹介いたします。

ラテックス ラテックスとは天然ゴムのことです。伸縮性やフィット感に優れ、長時間の使用にも耐えられますが、ラテックスアレルギーを持つ方には不向きです。
ニトリル NBRという合成ゴムを原料にしています。引っ張りや突き刺しの強度に優れ、耐油、耐薬品性も備えたものです。食品業界で多用されています。
ポリエチレン 安価なため、交換頻度の高い作業に適しています。しかし、伸縮性やフィット感がないため、細かい作業 には不向きです。
プラスチック(PVC) 手先の感覚を保ちながら作業ができ、耐油性や耐薬品性もある程度あるため、幅広い業界で使用されています。ただ、食品には不向きな製品が多いです。

ポリエチレン手袋の特徴・用途

ポリエチレン(PE)とは原油から作られるプラスチックの一種です。
ポリエチレンは安価で加工がしやすいので、最も広く生産・仕様されているプラスチックです。

この手の使い捨てポリエチレン手袋は、新型コロナウイルスの感染予防対策で需要が拡大している中で、感染症対策はもちろん、調理や掃除の際にも手軽に使っていただける商品として需要が拡大しています。

ポリエチレの手袋には以下のような特徴があります。

ポリエチレン手袋の長所

ポリエチレン手袋は、様々な使い捨て手袋の中で最も安価なため、導入し易いと言えます。
コロナ禍によって、ニトリル手袋の品薄が続いているため、代替品として導入を検討する企業も増えているようです。

ポリエチレン手袋は他の素材のように伸縮しないのでフィット感はありませんが、着脱がし易いため頻繁に交換する作業に便利です。

耐油性、耐薬品性に優れ、食品衛生法に適合している製品が多いので、食品業界で汎用されています。

ポリエチレン手袋の短所

ポリエチレン手袋はフィット感がないため、指先の細やかな動きを求められる作業にも適しません。

また、強度がそれほどなく破れやすいため、摩擦や引っ張りなど、負荷がかかる作業や長時間の使用には不向きです。
しかしその分コストが一番安い手袋です。

ポリエチレン手袋 使い捨て手袋

ポリエチレン手袋の選び方使い捨て手袋を選ぶ基準

ポリエチレン手袋の特徴が分かったところで、実際にご使用になる業種や作業内容に見合った使い捨て手袋を選ぶ際に参考になるポイントをご紹介いたします。

ポイント①エンボス加工

すし

エンボスとは表面の凸凹のことで、エンボス加工が施されることによって、手袋がより機能的になります。

・内エンボス・・・手に接する内側に凸凹があるため、着脱しやすくなっています。
装着時のべとつきが少なく、濡れた手でも簡単に着脱できるという利便性があります。

・外エンボス・・・外側に凸凹があるため、滑り止め効果があります。
また、外側の凸凹によってご飯粒などの食品が付着しにくくなっています。これにより、盛り付け時の作業効率が向上します。

ポリエチレン手袋には内エンボス、外エンボス、または内外エンボスがありますので、作業の用途によって選ぶことで快適に使用できます。

ポイント②パウダー有・無

使い捨て手袋で「パウダー(粉)あり、なし」と箱に書かれていることが多いと思います。
このパウダーとは、手袋の着脱をし易くする加工のことです。

・パウダー(粉)あり・・・手袋の内側に、トウモロコシのでんぷんであるコーンスターチがついているので、汗をかいた場合でも着脱しやすくなっています。
パウダーありは、ラテックス手袋に多く見られます。パウダー自体は食品なので安全ですが、使用者の体質によっては、アレルギー反応を起こす場合があります。

・パウダー(粉)なし・・・パウダーなしの製品は、アレルギー反応を心配せずに使用することができます。
汗を吸うパウダーの代わりに、手袋の内側に特殊加工が施されており、着脱し易くなっています。

ポイント②食品加工に使用する時

食品業界の方々にとりましては、これは特に重要なポイントでしょう。
食品加工、調理の現場では青い手袋がよく使用されています。なぜならば、青は食品にはほぼ無い色だからです。

青い手袋を使用することで、手袋の一部が破れて混入した際に、異物として発見しやすいというメリットがあります。

また、食品に使用する際には、食品衛生法適合商品であるかどうかも確認する必要があります。

食品衛生法とは

食品衛生法とは、日本において、飲食による健康被害を防止するために定められた法律です。

平成18年の食品衛生法改正において、塩化ビニール手袋を食品の調理や加工に使用することが禁止されました。
塩化ビニール手袋には「フタル酸エステル」という成分が含まれており、これが付着した食品を摂取すると、健康被害が生じる恐れがあるからです。
そのため、食品の調理・加工などの業務には、食品衛生法適合の手袋を使用する必要があります。

まとめ

コロナ禍によって、各種使い捨て手袋の需要は大きく変化し、需要と供給のバランスも崩れた状態が続いています。

従来使用していたニトリル手袋などが品薄で、入手しにくいと感じておられる方も多いことでしょう。
代替品として、安全で導入コストの低いポリエチレン手袋をお探しのお客様は、木村容器のパッケージコンシェルジュまでぜひご相談ください。

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