window.dataLayer = window.dataLayer || []; function gtag(){dataLayer.push(arguments);} gtag('js', new Date()); gtag('config', 'UA-109916841-1'); みんなが知らない ジェラードの歴史 | 最新情報 |木村容器株式会社

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みんなが知らない ジェラードの歴史

みんなが知らない ジェラードの歴史

ジェラートの歴史

皆さんはジェラート食べたことがありますか?
映画「ローマの休日」を見たことがある方なら、オードリー・ヘプバーン扮するアン王女がスペイン階段で食べていたのをご存知かもしれませんが、この日本ではソフトクリームやシャーベットの方が身近かもしれません。

ソフトクリームやシャーベットとは食感が違う、ジェラートとはどんなデザートなのでしょうか。

ここでは、ジェラートの歴史や、日本ではまだあまり知られていない本場の食べ方をご紹介します。

ジェラート ブリオッシュ

ジェラードとは

上の写真美味しそうですね。
温めたブリオッシュにジェラートを挟んで食べる食べ方です。
温かさと冷たさのハーモニー・・・昇天や! って「彦摩呂か!」と言われそうです。

ジェラートとは主に果汁、果肉、牛乳、砂糖、卵白などを撹拌し凍らせて作ったイタリアを代表するデザートです。
イタリア語で「凍った」という意味があります。
乳脂肪は4~8%と低く、アイスクリームの種類別ではアイスミルクに分類されています。
詳しくはアイスクリームの歴史をご覧ください。

そのためジェラートはアイスクリームに比べ低カロリーで、ヘルシーなデザートとなっています。

ジェラートの特徴は、密度が濃くてコクがあるのにさっぱりした口当たりであることです。

これは、空気含有量が35%未満と低いことにあります。(ちなみにアイスクリームの空気含有量は60-100%です)。

アイスクリームの滑らかさは、空気が多く含まれていることからきていますが、ジェラートの滑らかさは、素材の繊維やたんぱく質からくるものなのです。

また、ジェラートは新鮮なフルーツなどがたっぷり入っているので、コクがあるのにさっぱりした味わいが実現しています。

ジェラートとソフトクリーム。
こんな違いがあるんですね。

ジェラートの歴史

ジェラート アイスクリーム

ジェラートのもとになっていると考えられているのは、ローマの皇帝ジュリアス・シーザーやネロも楽しんだと言われている、シャーベットのような「ドルチェ・ビータ」と考えられます。

それは天然の氷に果汁や蜂蜜、ワインなどを入れて作られていました。

アイスクリームの歴史と同じくジェラートの歴史についても諸説あり、9世紀頃よりイスラム文化が定着していたシチリアに伝わったアラブのシャーベット「シャルバート」がシチリアを通してイタリアに伝わったとの説もあります。(アイスクリームの歴史についてをご覧ください)

いずれにしても、古くから氷に果汁などを混ぜて食べる冷たいデザートがあったということがわかりますが、様々な果汁を混ぜたさっぱりとしたジェラートが発展したのは、果物やナッツが豊富にあったイタリアの気候のおかげといえそうです。

イタリアから世界へ

イタリアで発展したジェラートは、1533年、フィレンツェの大富豪メディチ家の令嬢カテリーナが、フランスのオルレアン公に嫁いだことからフランスへ、そしてイギリスなど欧州全体へと広まっていきました。

その婚礼の席で、フィレンツェから連れてきたアイスクリーム職人が、オレンジやレモン、ピスタチオなどを使った様々なシャーベットを提供し、貴族たち大変驚かせたそうです。

本場イタリアでは、コーヒーを飲むバールと同じくらいたくさんのジェラテリア(ジェラート専門店)があります。
それぞれのお店によって空気の含有率やフレーバーなどこだわりがあるそうです。

日本で最初のジェラートのお店は、1986年に開店した「バールジェラテリア アンティカ(BAR GELATERIA ANTICA)」で、東京の二子玉川にある玉川高島屋にあります。

今ではいろいろなところにジェラートのお店がありますね、コーンやカップを選べますが、暑い夏はジェラートが溶けにくい断熱カップを選択すると安心して食べることができるかもしれません。

ジェラートのいろいろな食べ方

本場イタリアではいろいろなジェラートをそのまま食べるほか、上にパンナ(生クリーム)をのせて食べるのが一般的です。

また、チョコレートベースのジェラートに、リキュール漬けのチェリーなどを入れその上から細かく削ったチョコレートでコーティングした「タルトゥーフォ」も人気があります。

日本でも見かけることがありますが、ブリオッシュというパンの間にジェラートを挟んだアイスクリームサンド
もあります。

イタリアでは、朝食や昼食にパンにジェラートを挟んだものを食べることも多いそうです。

暑いときや食欲がないときもこれならおいしく食べられそうです。

できればお店で香りのよいジェラートの出来立てを食べるのがおすすめですが、もしカップ入りを買ってきて家でジェラートを食べるときには、常温で少し置いておくとさらに香りと味がより強く感じられるようになり、美味しさが増します。

そして食べる前にはスプーンでよく練ってから食べると、ジェラートの滑らかさがさらに引き出されて美味しく食べられます。

ぜひ今度お試しください!

最近日本でも多くみられるようになったジェラート。

ブリジェラさんはとても美味しいのでお勧めです。

ぜひお近くにあったらお寄りください。

木村容器でもジェラートやアイスクリームなどで使える容器をふんだんにご用意しております。

ぜひご活用ください!

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