window.dataLayer = window.dataLayer || []; function gtag(){dataLayer.push(arguments);} gtag('js', new Date()); gtag('config', 'UA-109916841-1'); ジェラートとアイスクリーム! どう違うの?! | 最新情報 |木村容器株式会社

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ジェラートとアイスクリーム! どう違うの?!

ジェラートとアイスクリーム! どう違うの?!

ジェラートとアイスクリーム!どう違うの?!

今年のような暑い夏には冷たいデザートが人気ですが、どこでも暖房がついて快適になっているせいか、近年では冬のアイスクリームの売り上げが連続して増加しているそうです。

しかし人気のアイスの種類は季節によって変わります。
冬はチョコレート、バニラキャラメルなどの食感が滑らかで濃厚なアイスが、
夏にはソーダやヨーグルト、フルーツ系のシャリシャリしてさっぱりしたアイスが売れています。

このことから分かるように、一口にアイスクリームといっても、作り方、食感、栄養などいろいろな種類があり、違いがあります。

今回は、この「違い」に注目してアイスクリーム、ジェラート、シャーベットを取り上げてみます。

ジェラートとは?アイスクリームとは?

なに? 質問 疑問

アイスクリームとジェラートの違いを考察する前に、まずジェラートとは?どういうものなのでしょうか。

アイスクリームとはどういうものをアイスクリームというのでしょうか?

それぞれを考えてみたいと思います。

そうすれば自ずとその違いが見えてくるはずです。



・ジェラートとは?

ジェラートとは主に果汁、果肉、牛乳、砂糖、卵白などを撹拌し凍らせて作ったイタリアを代表するデザートです。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、野菜などもジェラートにする場合もあります。
また水を加えずに果汁だけで作った高級なジェラートを食べられるお店もあります。
乳脂肪は4~8%で、材料に対する空気の含有量は35%程度と低いことが特徴です。
ですから口当たりは少しねっとりする感じですね。
※空気の含有量が関係する影響については、アイスクリームの歴史を参照してください。

・アイスクリームとは?

アイスクリームとは、牛乳などの主原料に砂糖,卵などを加え、冷やして攪拌し凍らせたものです。
アイスクリームには二通り意味があり、わたしたちが普段アイスクリームと言っているときには「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」の総称である「アイスクリーム類」を差して使っています。
詳細はアイスクリームの歴史を参照してください。

もう一つの意味は、乳脂肪分によって定義されているアイスクリーム類の中の、「乳脂肪分8%以上のもの」であるアイスクリームです。
通常アイスクリームという商品の空気の含有量は60~100%です。
ジェラートに比べて空気の含有量が多いし幅がありますので、前述のようにシャリシャリしたものから、少しジェラートほどではありませんが、ねっとりしたものまで幅広くあります。

アイスクリーム ジェラート

アイスクリームとジェラートの違い

このように比較すると二つの違いは、乳脂肪分の含有量、そして空気の含有量の違いであるということが分かります。

実際に食べた時の違いとしては、どんな違いがあるのでしょうか?

まず食感の違いは、アイスクリームは空気を多く含んでいるので、滑らかな舌触りでするする溶けていく感じがします。
それは製品中に均一に散らばっている空気の粒が、冷たさを和らげて溶けやすくしているのです。
かき氷を食べた時より口の中のしびれるような冷たさを感じないのはそのためです。

逆にジェラートはもったりと密度が濃いのが特徴です。
しかしアイスクリームとは違う理由で滑らかさがあります。
それはよく練られた素材の繊維やたんぱく質のおかげです。
乳脂肪分はアイスクリームより低くても、コクがあって素材のフルーツの味をしっかり楽しむことができるのです。

ちなみに、イタリアでは凍ったデザートすべてをさして「ジェラート」と言います。

ジェラートという言葉が定着し、違う意味を持つようになっているんですね。

日本ではそこまで定着していないので、日本人にとっては少しややこしいです。

その他の氷菓

冷たいデザートの中でもさっぱりしていて人気なのがシャーベットです。

シャーベットは果物などから作ったシロップやピュレを凍らせていて、乳固形分3.0%未満の氷菓子に分類されています。

もともとはフルーツのジュースを水で薄めて、砕いた氷を入れて冷やした飲料で、アラビアで「シャルバート」と呼ばれていました。

今ではスプーンですくって食べるものになっていますね。

「シャーベット」をフランス語で言うとソルベ(sorbet)と言います。

日本ではソルベもシャーベットも同じものと考えてよいと思いますが、フランスではリキュールに果汁を加えたシャーベットを指します。

フランス料理のコースでは、途中でソルベが出て来ますね。

それはデザートというより、お口直しといった意味合いで提供されます。

日本で氷菓といえばかき氷ですが、たまにはこんなおしゃれな氷菓をちょっと小指を立てながら食べてみるのもいいものですね。


結論

なんとなくでもアイスクリームとジェラートの違いが分かったでしょうか?!

贅沢なことに、この日本は世界の料理の宝庫となっています。

この日本にいながら、世界のアイスクリームや本場のものに近いジェラートを食べることができます。

そんな贅沢な立場を活用し、アイスクリームとジェラートの違いを確かめ、味わってみてください。

木村容器には、それぞれに使えるカップ容器をご用意しております。

ぜひご覧ください。

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