window.dataLayer = window.dataLayer || []; function gtag(){dataLayer.push(arguments);} gtag('js', new Date()); gtag('config', 'UA-109916841-1'); カトラリーの成り立ち|カトラリーの歴史 | お役立ち情報 |木村容器株式会社

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カトラリーの成り立ち|カトラリーの歴史

カトラリーの成り立ち|カトラリーの歴史

カトラリーの成り立ち

カトラリーというと女性は聞いたことがあるかもしれませんが、
男性はあまり聞く機会がない言葉かもしれません。

カトラリーとは一般的には食卓用のナイフ、フォーク、スプーンなどを総称してカトラリーといいます。

そのカトラリーに多くの方が意識して最初に触れるのは、何か洋食のコースなどを食べる時かもしれません。
どうやって、どの順番でこれらカトラリーを使ったら良いのだろうか・・・
少し予習が必要です。

ほとんどの人は小さいころから無意識のうちにカトラリーに接しています。
子どもの頃はベビー用スプーンを振り回し、その後もカレーやシチューを食べる(飲む?)時には自然に使っています。
しかし洋食のコース料理と向き合って初めて、食事のマナーを通してカトラリーの使い方を意識することになります。
多くの男性は、その最初がデートかもしれませんね。

確かに洋食のコースを食べる時に気になるのが、順番に正しいナイフやフォークを使えるだろうか、ということです。
最近では公立の学校でも食事のマナーを教える学校は数多くあります。
それでも多くの日本人にとって欧米式のカトラリーを使った食事のマナーは敷居が高いものです。

今考えてみると、欧米人でもあるアブドーラ・ザ・ブッチャーやザ・シークは見事にカトラリーを使いこなしていました。
またザ・ファンクスもカトラリーをある意味使いこなしていたのかもしれません。
プロレスラーたちのフォーク使いの妙技は一旦置いておくとして、いずれにしても日本人にとっては今でもカトラリーよりも「箸(はし)」を使う人が数多くいるのではないでしょうか。
フランス料理に「箸(はし)」・・・素敵な光景です。

話題はそれましたが、調べてみてわたしは以外に感じたのですが、欧米においてこのようなカトラリーのセットを使用するようになったのは、わりと最近のことなのです。

人々の生活が豊かになるとともに食生活も豊かになり、人々がいろいろな料理を楽しむようになるにつれてカトラリーも大きさや種類が変化し、また国によっても違いが出てきたのです。

ここでは、カトラリーの成り立ちと種類についてまとめています。

カトラリー 木製

カトラリーの成り立ち(歴史)

以外なことに、道具を使ってものを食べるということを、人類は長い間してきませんでした。
多くの場合、人類は直接手で食べ物を食べてきたのです。

現在でも、手食文化(てしょくぶんか)といって手を使用して食事をする地域が世界のおよそ44%あると言われています。

ですから、スプーンやフォーク、ナイフなどの形の道具は昔からありましたが、それは食事のためではなく、調理や化粧、医療などに使用されてきたのです。

スプーンの登場

エジプトでは、象牙や動物の骨でできたスプーンが見つかっています。
中国では2500年前には蓮の葉に似た形のスプーンが使われており、これが「蓮華(れんげ)」と呼ばれて今に至っています。
ヨーロッパでは、ローマ帝国の時代に調理や食事に用いられていましたが、その後使われなくなり、14世紀頃に再び貴族が使い始めその後一般庶民にも広まりました。

いずれにしても、最初のころのカトラリーは上の画像のように「木製」であったり「石」などで作られていたものであったと思われます。

フォークの歴史

フォーク
農業作業のフォーク

フォークは長い間農業の道具として使われていました。

その後食卓で料理を取り分けるのに使用されるようになり、スパゲッティを食べる習慣のあったナポリで、スパゲッティを上品に食べるために個人がフォークを使い始めたようです。
逆に、フォークが無かった頃はナポリではどのようにパスタを食べていたのでしょうか。
気になるところです。

ナイフの変化

ナイフで肉を切ってフォークで口に運ぶという形が定着したのは17世紀頃のようです。
最も早く食卓で使われていたのはナイフで、大きな肉を切り分けるためにテーブルに一本だけ置かれていました。
当初は肉を切るだけでなく刺してして食べていたため、ナイフの先端はとがっていました。
しかし食事用のナイフは先を丸くするようにと命令が出され、現在のような先端の丸いナイフになりました。

それによって怪我をする人や犯罪などに使う人が増えてきたのでしょうか・・・それは分かりません。

しかしフォークは、アブドーラ・ザ・ブッチャーやザ・シークによって使われています。
プロレスより前に、日本にどのようにカトラリーが入ってくるようになったのかは、カトラリーの歴史 日本のカトラリーについてをご覧ください。

カトラリーの種類

カトラリー スプーン フォーク

前述したように、カトラリーといえば、洋食器の中に含まれるもので、一般的に食卓用のナイフ、フォーク、スプーンなどを指しています。

以下ではそのカトラリーを一つずつ解説していきたいと思います。

スプーン

スプーンにはいろいろなサイズがあります。
大きいスプーンは「サービス スプーン」で、大皿の料理を取り分けるのに使用します。
フォーマルな場では、コース料理の主菜を食べるのに「テーブル スプーン」が使用されますが、日本の家庭でカレーやシチューなど食事の時に一番使っているのは「デザート スプーン」です。
カレーやシチューはデザートなのでしょうか・・・(笑)
面白いですね。

そのほかスープのための丸い「スープ スプーン」、魚の身を食べるときソースもすくいやすい「フィッシュ スプーン」、家庭でよく使う小さい「コーヒー スプーン」などがあります。

フォーク

フォークもスプーン同様大皿の料理を取り分ける「サービス フォーク」、コース料理の主菜に使う「テーブル フォーク」があります。日本ではそれより一回り小さい「デザート フォーク」が一般的です。

小さめのフォークでは、一番左の刃が一本だけ太くなっている「ケーキ フォーク」、日本独自の小さな「ヒメ フォーク」があります。
先ほどの欧米のデザート スプーンがカレーやシチュー用というので分かるように、人種別の手の大きさもカトラリーの選択に関係しているようです。

ナイフ

よく知られているのは肉用と魚用です。
肉用と言われるのはメインディッシュに使われる「テーブル ナイフ」で一番大きいナイフです。
しかし、家庭ではそれより小ぶりな「デザート ナイフ」を肉にも魚にも使用できます。

魚用の「フィッシュ ナイフは」先端が鋭角で、ソースを塗りやすい形になっています。
その他、果物に使用する「フルーツ ナイフ」や、バターを切りやすい「バター ナイフ」などがあります。

変わった形のカトラリー

「先割れスプーン」・・・給食で使っていた記憶のある方も多いと思いますが、最近は介護用品や幼児用の食器として使われています。

特になじみ深いのはプラスチック製で使い捨ての先割れスプーンです。
これは、いろいろな料理(食品)に対応できるので、コンビニやファーストフード店のテイクアウトにて、またアウトドアやイベントなどの時に非常に便利です。

「果物用スプーン」・・・イチゴをつぶしやすい、底が平らで凹凸があるスプーンです。
昔はどの家庭にもあったものです。
グレープフルーツが食べやすいように淵にぎざぎざのついたスプーンもあります。

このように現代はさまざまなカトラリーが存在しています。
また同じカトラリーであったとしても、大きさやデザイン、色などさまざまなものがあり、目で見て楽しむこともできますね。

今後もカトラリーについて特集しますので、興味のある方は続きを楽しみにしてくださいね。
質の良いカトラリーの選び方についてはカトラリーの歴史 世界のカトラリーについてをご覧ください。

まとめ-カトラリーの成り立ち

カトラリーについて調べると、食事以外の目的で使用されていたことが分かって興味深いですね。
木村容器ではいろいろな種類の使い捨てカトラリーをご用意しております。
地球に優しいウッドスプーンやウッドフォーク、様々なバイオマス製品も取り揃えております。

テイクアウトやデリバリー、イベントで使用するカトラリーや食品容器をお探しの方は、是非木村容器のパッケージコンシェルジュまでご連絡ください。
お客様のご要望や予算に合った商品をご案内いたします。

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