window.dataLayer = window.dataLayer || []; function gtag(){dataLayer.push(arguments);} gtag('js', new Date()); gtag('config', 'UA-109916841-1'); 大好きな自分好みのカフェを開業したい! Part2|いつか開業したい!!| | お役立ち情報 |木村容器株式会社

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大好きな自分好みのカフェを開業したい! Part2|いつか開業したい!!|

大好きな自分好みのカフェを開業したい! Part2|いつか開業したい!!|

いつかカフェを開業したい

自分の好きなことを仕事にするという憧れをお持ちの方はたくさんいます。
そんな中、比較的実現しやすいと人気のビジネスが「カフェ開業」です。
本当に?!
今そう思っていませんか?!

どうして実現しやすいのかというと、カフェを営業する資格には食品衛生責任者と30人以上入るカフェなどの飲食店では防火管理者が必要です。
小さい(30人以下)カフェだと必要な資格は食品衛生責任者だけでいいんです。
その食品衛生責任者という1日講習を受けるだけの資格と資金があれば、開業することができるからです。
消費税が増税し、少しでもコストを抑えたい今の時代に、開業資金が安くて済むというのは大きなメリットですよね。

ではカフェを開業し、長く続けるためにはどんなハードルがあるのか、そのハードルを越えるために何ができるのか考察してみます。

カフェを取り巻く環境

テイクアウトコーヒー

純粋に「珈琲(コーヒー)」という飲み物について考えてみます。
現在、日本国内のコーヒー消費量は拡大しています。
以前はカフェインが苦手でコーヒーを敬遠していた方も、最近ではカフェインがカットされた「デカフェ」をどこでも買えるようになりました。
では、カフェの店舗数はどうなっているのでしょうか?

総務省の統計を見ると、全体として喫茶店(カフェ)件数は減少し続けています。
その中で資金力の大きいコーヒーチェーン店は、都市部を中心に微増していますが、店舗数の多いコンビニがコーヒーに参入しカフェチェーンを凌ぐ勢いで伸びているので、大手といえどもなかなか厳しい状況と言えます。

では個人経営のカフェについてもう少し詳しくみてみましょう。

カフェの現実

カフェを開業するのは比較的簡単ですが、その一方でオープンから3年以内に閉店するカフェは7割以上となっています。
つまりカフェは開店するのは簡単だけど、続けていくのは難しいということです。

カフェ経営が難しい原因として、単価が低いことがあります。
コーヒー一杯が400円とすると20人来店したとして、400×20=8,000となり、一日8,000円の売上です。

仮に一か月25日営業すると、8,000円×25日=20万、一か月の売上は20万円となります。

この売上から、家賃、光熱費、材料費、消耗品費などを引くと・・・
赤字でしょうか?

こうして計算すると、カフェは薄利多売の商売で客数が増えないと厳しいということが良く分かりますね。
カフェは単価が低い割にゆっくりされるお客様が多いので必然的に回転率は悪くなり、客数を伸ばすにも限界があるのです。

もしもし・・そこのあなた!!
絶望的にならないでください。

そんななかでも、長くお店を続けているカフェはたくさんあります。
では何が成功の秘訣なのでしょうか?

成功の秘訣は?

カフェは開業するハードルが低い、そして個人のカフェ開業の人気が高いということは、同時に競合店が多いことを意味します。

その中で、どこにでもあるようなカフェをオープンしても知名度がない新しいお店にはなかなかお客様は来てくれません。
ですから、まずは「他のカフェとの差別化」をすることが成功の秘訣です。

これ重要ですよ!
みんなが意識しているようで意識していない点です。

なぜ差別化が重要なのか

昨年の統計によると、現在日本全国にあるカフェは約7万店となっており、スタバやドトールをはじめとするチェーン店がいたるところに出店しています。
立地や知名度の点で比べると、個人のカフェはスタートから資金力の大きいチェーン店より不利な立場にいます。

こうした中、単に「おしゃれなカフェ」といった漠然としたイメージで開業すると、開店直後は珍しさでお客様が来てくれるかもしれません。
しかし先ほど書いたように、カフェは開業する人が数多くいます。
ですからすぐに他のたくさんのカフェの一つになってしまい、数か月後にはお客が全然来ないという事態になってしまうのです。

ですからお客様が「あのお店に行けば、こういう価値を提供してくれる」と印象に残るようなコンセプトを打ち出す必要があるのです。

コンセプトを決める

お店を差別化するためにはまずそのお店の「コンセプト」を決めます。

コンセプトとは「どんなカフェにするのか」ということで、来てほしいお客様の年齢層や家族構成、所得層など具体的にイメージします。
そのためには、商圏になる地域の人たちについて調べてみましょう。

例えば、オフィスが多い地区なら「サラリーマンの憩いの場」というコンセプトを決めるかもしれません。
サラリーマンは仕事の合間に休憩をしに来る人もいれば、昼食後にコーヒーだけ買いに来るかもしれません。
そのようなサラリーマンはコーヒー一杯だけであまり長居しないと想像できるので、客の回転は早くなりそうです。
そこから次のように考えられるかもしれません。

・回転が早いならコンパクトな席を多目にする
・職場で飲む人のためにテイクアウトをしやすい店の配置にする
・電源があれば休憩の合間に充電出来て便利かもしれない
・サラリーマンが読みそうな本や雑誌をそろえておこう

このようにコンセプトが決まればメニューや価格、内装なども自然と決まり、どこで差別化すればいいかもイメージできてきます。
ですからコンセプトはお店作りを始める前にしっかりと決めておきます。

コンセプトがはっきりしていると、立地条件が悪いお店でもお客様が集まって来るので儲けを出すことができるのです。

長く続けられるコンセプト・スタイルで営業する

ラテアート

お店を長く続けたいと思ったら、時間が経っても魅力の落ちないコンセプトを選びましょう。
コンセプトに流行を取り入れ過ぎると流行が過ぎた時にさびれた感じになってしまい、コンセプトを変えざるを得なくなります。
少し前にブームを巻き起こしたタピオカもその一例と言えるでしょう。
タピオカ専門店が軒並みオープンしましたが、市場を見ると、もうタピオカの先を見据えなければならないようです。(詳しくは必見! タピオカ ブーム その先を考えて今、手を打つ!をご覧ください)
こんな流行の波に放浪される営業を続けていくのは、少々しんどいですよね。

また自分にとっても無理のないスタイルにすれば息の長い営業ができます。
カフェで働くのが好きで毎日お店を開けていたい人もいれば、家族と過ごす時間をきちんと取りたい人もいます。
営業時間を短くして、限られた時間で利益を出すために工夫をすればよいのです。
これも強く打ち出せば、コンセプトの一つになります。
ぜひ自分のお店の強みは何か!これを考えましょう!

たとえば主婦が切り盛りするカフェの中には「地元産の野菜をふんだんに使ったランチ」や「子連れでも行けるカフェ」など、ほかのカフェにはない価値を打ち出して人気のカフェになっているお店もあります。
平日の昼間しか営業していなくても口コミでお客さんがやってきて、普通だったら難しい条件でもカフェを続けることができるのです。

もちろんこれには前の記事(いつか開業したい!!| 大好きな自分好みのカフェを開業したい! Part1)で書いたような集客のための様々な努力が不可欠です。

まとめ

カフェを続けていくにはしっかりとしたコンセプトを決めて他のカフェとの差別化をすることが重要です。
それと同時に利益を少しでも多くするには、消耗品などの出費を減らすことも大切ですね。

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