window.dataLayer = window.dataLayer || []; function gtag(){dataLayer.push(arguments);} gtag('js', new Date()); gtag('config', 'UA-109916841-1'); 必見! タピオカ ブーム その先を考えて今、手を打つ! | お役立ち情報 |木村容器株式会社

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必見! タピオカ ブーム その先を考えて今、手を打つ!

必見! タピオカ ブーム その先を考えて今、手を打つ!

大流行中のタピオカの今後はどうなる!?

祇園精舍の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、 盛者必衰の理をあらはす・・・・・

琵琶法師になった気分ですが、これは平家物語の冒頭の一節で「この世は常に変わりゆくという「諸行無常」と、どんな人も必ず衰えるという「盛者必衰」を表現しています。
確かに昨年まではコーヒーが「サードウェーブ」ということで人気を博していました。

今ではタピオカブームです。
この若い子を中心に大人気のタピオカドリンクですが、平成のタピオカ旋風と同様またこのタピオカブームも終わりを迎えるのでしょうか?

それともティラミスのようにデザートとして日本に根付いていくのでしょうか?

調べてみると、実はタピオカドリンクはすでに重要な岐路に立っていることが分かりました。
今後このタピオカブームはどのようになっていくのでしょうか。

気になるタピオカの今後を特集してみます。

タピオカの危機

ストロー ゴミ プラスチック

今タピオカブームが直面している問題が二つあります。

一つは、流行はいつか終わりが来るといいますが、ものすごい勢いでブームになったものは飽きがきてしまう、ということです。
とくにタピオカドリンクのお店は数年で急激に増えています。
特に、 トレンドに敏感な若者たちが行列を作ってタピオカドリンクを購入し、こぞってインスタにアップしていますが、次の新たなトレンドが話題になったらきっとタピオカ離れが急激に進むのではないでしょうか?

このようにタピオカ店の飽和状態の先には、精査があるに違いありません。

またタピオカドリンクが直面するもう一つの問題は、環境問題です。
タピオカと環境って関係あるの?という声が聞こえてきそうですが、ちょっと想像するとピンときた方もいらっしゃるはず。
そうなんです、タピオカドリンクには欠かせない「ストロー」が原因です。

近年「プラスチックごみによる海洋汚染」が国際的に深刻な問題になっていることはよく知られています。
すでにスタバやマクドナルドをはじめたくさんのお店がプラスチック製ストローの提供をやめる方向で進んでいますが、タピオカドリンクの本場台湾でも、プラスチック製ストローの使用を規制する案が打ち出され、近く店内用のストローは提供されなくなる見込みです。

これはタピオカにとっては大問題です!
タピオカは太いストローを使ってタピオカの粒を吸い込んで口に含むのが一般的なのに、「もしストローがないならどうやってタピオカの粒を吸い込むのか?」 という議論が巻き起こっています。

このニュースを見た後、ミスタードーナッツでストロベリーソーダのタピオカドリンクを飲みました。
このタピオカ用の太いストローがなかったとしたら・・・と思い、プラスチックカップの底に沈んだ大粒のタピオカをストローなしで食べる方法をあれこれ考えましたが、どう考えても蓋を開けてスプーンで食べるなんてなしです。

このようにタピオカドリンクの今後には難しい問題が立ちはだかっていますが、その一方でタピオカ生き残りへの取り組みもされているようです。

今後生き残るタピオカドリンクとは?

トレンドの変化とスプーン問題。
この二つをクリアしてタピオカが生き残るために、現在王道となっているタピオカミルクティーをさらに進化させ時代に適合させていくことが必要です。

では、すでに進化しているタピオカのいくつか見てみましょう。

ストローのいらないタピオカドリンク

牛 牧場 

ミルクティの中に底に沈んだタピオカを食べるにはストローが必須ですが、逆転の発想で、そのタピオカが沈んでいなければいいんじゃないか!?という考え方もあります。(そんな発想で開発されたのではないかもしれませんが・・・)

例えば、エブリデイ ミールズが提供する「タピオカ・ミルクティー・ソフトクリーム」は、紅茶ソフトにタピオカがのっているスイーツです。
底にいたタピオカがいきなりトップに!
アラッ ビックリ!!

これならデザートとしてタピオカをスプーンで食べるのも自然ですね。
しかも紅茶ソフトにはタイの老舗紅茶ブランド、「チャトラムー」の茶葉を使っているので香り高い紅茶ソフトに仕上がっています。

ソフトクリームの原料となる牛乳には共同開発による「秋田の牧場しぼりたて生乳」を使用した本格派タピオカデザートです。
もちろん上に乗っている台湾産の大粒タピオカも絶品です。

若い女性たちに人気の「りょうくんグルメ」さんがTwitterでこのタピオカミルクティーソフトクリームを絶賛し、大きな反響を巻き起こしました。

このようにデザートに載せるタイプのタピオカならスプーンで食べられてレパートリーも無限ですね!
またただ上に乗っけただけでなく、味にも拘っており見た目プラス味でリピーターも増えそうです。

新しいタピオカデザートが登場するのが楽しみになりますね。

タピオカの味をグレードアップ

タピオカ 黒糖 ミルク

さらに「タピオカミルクティー」のタピオカを黒糖味のタピオカにしてよりスイーツ感が増したドリンクも人気です。

これらは熱い黒糖タピオカに冷たい牛乳と氷が入っているドリンクで、お店によって黒糖の甘さとミルクのバランスに違いがあります。

中には焦がし黒糖タピオカを使っているお店もあり、こちらはタピオカの表面がカリッとした食感で噛んで楽しいタピオカがより一層おいしくなっています。

「カリッ」と「モチモチ」のコラボレーションなんて・・・
「お口の中が食感のデパートや~! 」と彦摩呂なら叫びたくなります!

インスタでは伝わらない中身のうまさで勝負。
タピオカ自体の味に惹かれたファンは、きっと根強いですよね。

タピオカ以外の味の新境地の開拓!

またお店によっては、タピオカ以外のバリエーションが充実したお店もあります。

最近注目されているのは、日本にもこの春オープンした「CHA NUNG」(チャノン)の、プリンがまるっと入った新感覚スイーツティー。
濃厚でなめらかな食感で、プリンのぷるぷるとした食感を楽しみながらも、さらりと飲むことができるので台湾でも人気のドリンクです。

ちなみにお店自家製のプリンは「プリッチ」といい、プリッチタピオカミルクティやプリッチ小豆ミルクティなど、デザート感の高いものもあります。
見ているだけでおいしそうです!

タピオカミルクティ以外の魅力的なデザートで客を長く惹きつけることができれば、勝ち組ですね。

でもこれをあげてしまうと、タピオカブームが終わってしまうことが前提のように思えますが・・・・まぁいいでしょう!

飽きがこない美味しい本格茶葉を使ったタピオカ店が残る?!

中国茶

ここまでで、タピオカをデザート方面に発展させる取り組みを紹介してきましたが、振り返ってみると、今のタピオカブーム再熱の一端を担っているのは、中国茶の人気です。
タピオカブーム再燃の理由について

またタピオカブームの背景には、少し前までサードウェーブと言われるほどのコーヒーブームでしたが、それに飽きた人たちがコーヒー以外のおいしい飲み物を求めるようになっていきました。

こうして注目が集まり始めたタピオカブームなので、日本の根強い健康ブームと相まって、「健康によさそうなお茶」とスイーツを組み合わせた、タピオカミルクティが人気となったのです。

となると今のタピオカブームはある程度続くと思いますが、今後お店の精査は始まり、それは味による精査なのかもしれないということが予想されます。

そうなると考えられるのがお茶、茶葉自体の美味しさが際立つタピオカ店が残り、そうじゃないお店は消えていくかもしれません。
ここでいう美味しさとは、飽きがこない美味しさ、五感で楽しむ美味しさという美味しさを含んでいます。

そしてタピオカはトッピングになったり、もしかしたら以前はやったナタデココなど同じ触感を楽しむ他の食べ物などと同様の位置になっていくかもしれないということです。

とくに今はタピオカが品薄になっているという話をよく聞きます。
無ければ他のもので代用していくのは自然の流れです。
であるならば、同じような触感のナタデココが注目されるのは自然の流れかもしれません。
またタピオカなどがトッピングとして選べるようになるのもいいですよね!!

もうすでにこの路線を言っているのが有名な「ゴンチャ」です。
この中国茶にこだわる路線をとる「ゴンチャ」は、現在国内に30店舗を展開しています。
日本のゴンチャは「台湾茶」を全面に掲げた戦略を打ち出していて、メニューにコーヒーがありません。

コーヒーがあるから来るというお客様を切ってまで大切にしたのは「お茶のチェーン」を作るということだそうです。
メニューもお茶が主役で、タピオカはトッピングの一つという位置づけです。
ベースとなるお茶はジャスミングリーンティ、ウーロンティ、ブラックティ、阿里山ウーロンティの四種類でそれぞれストレートとミルクティがあります。
まさにお茶を楽しむお店ですね。

タピオカブームの今はタピオカミルクティーを全面に出せばうまく行くかもしれませんが、ブームには終わりが来るものです。
ゴンチャは漢字で「貢茶」と書きますが、「中国皇帝が愛したような、伝統ある中国茶を気軽に味わってほしい」という思いが込められているそうです。
タピオカに依存せずに、お茶を純粋に楽しめる、そしてお好みでタピオカも楽しめる、そんなお店が残って行くのかもしれません。

タピオカの今後 - まとめ -

タピオカブームの今、タピオカの今後を気にしている方は少ないかもしれません。
タピオカもティラミスのように、デザートとして定着していくのでしょうか。

現実には環境問題などの問題にぶつかっていますが、せっかく様々な変化形タピオカドリンクが発売されていますので、このストローの危機も乗り越えていってほしいと願います。

今後タピオカ店やタピオカドリンクが増えれば増えるほど、一般の人々の味覚は洗練されて行くとともに、お店の淘汰も始まっていきます。
また人々の飽きの速度も加速していきます。
そのときにどのような手を打っていくでしょうか。

今からその知恵を絞っていかなければなりません。

木村容器ではタピオカ店に必要な様ざまな容器や包装資材を格安で販売しています。
また今後のお店の方向性にお悩みのお客さまのご相談にものれるパッケージコンシェルジュもいます。

また現在タピオカ店を開いている方も、どこででも購入できるプラスチックカップやストロー、そして紙ナフキンなどの店舗用包装資材の価格を少しでも下げたいですよね。

木村容器は大正時代から開業している会社だからこそ、そんなお手伝いもできます。

何なりとお申し付け、ご相談ください。

木村容器のパッケージコンシェルジュがお待ちしております。

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