window.dataLayer = window.dataLayer || []; function gtag(){dataLayer.push(arguments);} gtag('js', new Date()); gtag('config', 'UA-109916841-1'); 人は栄養サプリメントだけで生きていけるのでしょうか?! | トピックス |木村容器株式会社

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人は栄養サプリメントだけで生きていけるのでしょうか?!

人は栄養サプリメントだけで生きていけるのでしょうか?!

サプリメントなどの注意点

かつて健康と言えば、重大な病気を患っていない状態を示していました。
しかし昨今は予防治療という概念が定着してきたのか、自分や家族の健康に注意を払う人が増えてきています。

それを背景としてかテレビや雑誌などでも健康管理や健康を維持することを特集する記事が多くなり、昨今の健康ブームに拍車をかけているのが現状であると思います。

そのような近年の健康ブームによって、日常的にサプリメントを利用する人は増加しているのです。

しかし良かれと思って飲んでいたサプリメントによって健康被害に遭うケースも報道されています。
それはサプリメントは医薬品と違うため、成分の含有量や品質に規制や基準がなく、中には無承認無許可の医薬品成分が含まれた製品や、アレルギーや肝障害をおこす成分が含まれたサプリメントなどもあるためなのです。

ではサプリメントを利用するときにはどんなことに気を付けたらいいのでしょうか?
今回はそんな点を特集しています。

サプリメントの役割

サプリメントとは、食品に含まれる特定の成分を濃縮して、錠剤やカプセル、ドリンクにしたもので、日本では「健康食品」として分類されています。
サプリメント(Supplement)には英語で、「補助」「補充」という意味があります。

例えば「カルシウム」は骨を強くしたり、妊婦が「葉酸」を摂ることで胎児の奇形を減らすことができるのはよく知られています。
そのような栄養素を毎日の食事で必要量を摂りきれない場合、不足する分をサプリメントで補う、というのが「補助」「補充」という本来の使い方になります。

ですからサプリメントの本来の使い方は、食事などで栄養面を考えて取り入れ、尚且つそれでも不足する栄養素をサプリメントで取り入れるということになります。

ではサプリメントを飲むときにどんな点に気を付けたら良いのでしょうか。

サプリメントを飲むときの注意点

サプリ

1.サプリメントを飲み始める前に、効果や危険、適正な量を知っておく

まずはじめに、健康診断の結果などから普段の自分の食事を見直して、どの栄養素が不足しがちなのかを知る必要があります。
そして必要な栄養素を見極め、該当するサプリメントを買ったら、一日に飲む目安量を確認します。

そのときに注意したいのは、サプリメントの多くはわたしたちが普段口にする食品の成分を濃縮したものです。
食事で摂れる分とサプリメントを合わせると、実はわたしたちの想定以上の栄養素の量を摂取していた、ということもあります。

もしそれに気づいてたとしても、「カラダにいいものだから多少摂りすぎても問題ないだろう」と考えている方がほとんどですが、実は前述したように健康に有害な場合があります。
例えば鉄分は過剰摂取すると吐き気を感じたり、神経や肝臓の機能障害に原因にもなります。
また、食事で摂れる分とサプリメントを合わせると、想定以上の量を摂取していた、ということもあります。

ですから、普段の自分の食事を見直して、不足した分をサプリメントで補うというスタンスを忘れないようにしましょう。

2.他の薬を飲む時には、サプリメントと一緒に飲んでもいいか、医師や薬剤師に確認する

特に注意が必要なのが、医薬品とサプリメントを一緒に飲むときです。
サプリメントは「食品」ではありますが、処方薬と一緒に飲むと思わぬ副作用が起こる場合があるのです。

例えば、クロレラや青汁などはビタミンKが多く含まれていて、血栓予防として処方されるワルファリンの作用を阻害し、薬の効果を弱めることが分かっています。

また、緊張を和らげるハーブティーとしても売られている「セイヨウオトギリソウ」(セントジョーンズワート)は、多くの薬物と相互作用をするので厚生労働省からも注意喚起されています。

さらに病院で処方される薬と同じ成分のサプリメントもあります。
その場合処方薬を飲んでいる人が同じ成分が含まれているサプリメントも同時に摂取することになりますので、過剰摂取になり健康被害が発生する可能性があるのです。

ですから医師や薬剤師に自分の飲んでいるサプリメントを知らせ、一緒に飲んでもいいか必ず確認しましょう。
そのためには、普段飲んでいるサプリメントの記録を付けておいて、病院にかかる時や薬を買いに行くときには忘れずに持って行くことが大切です。

3.体調が悪い時にはまず医療機関にかかる

サプリメントは医薬品ではないので、医薬品のような効能効果を標榜してはいけないことになっています。

例えば、○○が治る、○○に効くなどと表示すると薬事法違反になってしまいます。
しかし実際には「お客様の喜びの声」とか「体験談」など効果を期待させるようなことが広告に書いてあるのが現状です。
でもよく考えてみると、その人が治ったのがサプリメントのおかげなのか、または同時に医者にもかかっていたのかなど分からないですし、そもそも薬の治験のように科学的に証明されていないことがほとんどです。
また、大多数の人に効果があるのか、ほんの一部の人が効果を感じたのかも定かではありません。

ですから、サプリメントの効果を信じすぎると医者にかかる機会を逃すなど、健康に悪影響を与えることになります。
サプリメントへの期待はほどほどに!!ということを頭においておきましょう。
やはりサプリメントは食事の補助です。
サプリメントは薬ではありません。
それを忘れないようにいたしましょう。

必要な栄養分は食事でとるのが基本です。
また本当に健康でいたいなら自分の生活パターンなどを見直すのが重要です。

それでも尚且つ、体調が悪い時にはまず医療機関にかかることが大切です。

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4.「自然食品」や「天然」という言葉だけで安全と思わない

自然・天然・オーガニックと書いてあると、薬品や化学物質などの余計なものが含まれていない、体によさそうな印象があります。
言葉のマジックですね!!
しかし、サプリメントは医薬品と違って有効性や安全性が確認されていないものが数多くあるのです。

医薬品は、治療や予防のために使用することが目的とされていて、効果や安全性について国が審査しています。
しかしサプリメントは健康の保持や増進に役立つとされているだけで、医薬品のような人体への安全性についての検査は必要ないのです。

ですから「自然」「植物性」などと書かれていたとしても、それは原料の性質について述べているだけであって、
=サプリメントの安全性や効果、ましてや健康に良い影響を与える保証があるわけではありません。

一例として、東南アジアで炒め物にして食べているアマメシバという野菜が、ダイエットにいいという口コミで粉末や錠剤として売られていた時期がありました。
しかしこのサプリメントを長期間服用した人が気管支炎などの重大な健康被害に遭ってしまったということが過去にありました。
アマメシバという野菜は、野菜として加熱して食べる分には全く健康被害はなかったのですが、サプリメントとして濃縮して服用したところ健康被害が出てしまったようです。

この例から、天然・自然・オーガニックといった表示があっても、成分・効能などをよく調べることが大切であることが分かります。
自分の健康は自分で守る!
ぜひそのことを忘れないようにしてください。

健康の基本

こんな記事を書くために調べ、書いていて思い出したのですが、小学生のころ先生が、「将来はカプセル一つで食事が済んでしまう時代がくるかもしれないよ」と言っていました。

そのときは、それを聞いて「そんなものかなぁ」と思いました。
なぜならば確かにアニメか何かでそんなのを見たことがありましたし、先生もそうだったのかもしれません。
今となってみたら、昔アニメで見たことが現実になっていることが多々あります。
では、この面では実際そんなことは可能なのでしょうか?

サプリメントは体に必要な栄養素を楽に補給できるので、一粒では無理ですが必要な栄養素を摂っていれば生きていけるようです。
しかしサプリだけでは食べ物を噛んで食べることがないので、あごや歯が弱くなって健康を害してしまうそうです。
人間の体はうまくできています。
ですから健康の基本はバランスの良い食事だということです。

サプリメントは健康に役立つと言われていますが、サプリメントの摂りすぎは危険です。
サプリメントはあくまでも正しい食事の「補助」「補充」であることを忘れず、まずは食生活を見直してから不足を補うサプリメントを利用しましょう。

木村容器では、サプリメントを含む健康食品を入れる容器を数多く扱っています。
また最近多くある粒状の健康食品で使用する計量スプーンなどもさまざまな容量取り扱っております。

詳しく知りたい方は、木村容器のパッケージコンシェルジュに相談してみてください。

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